
ウルフマイヤー家の四姉妹の母テリーは心優しい好人物だった。3年前、夫が秘書と駆け落ちするまでは。以来、片時もアルコールのグラスを手放さず、事あるごとに怒りをぶちまけるようになる。その傍若無人な態度は娘たちも手を焼くほどだが、近所に住む元メジャーリーガーのデニーだけは、持ち前の鷹揚さでテリーの支えになろうとするのだった。父不在のまま時は経ち、姉妹は、就職、結婚とそれぞれに進むべき道を見つけるのだが…。
ジョアン・アレンが文字通り青筋を立てて演じる母テリーの怒りのエネルギーは凄まじい。『きみに読む物語』でも威圧的な母親役だったが、今回のようになりふり構わず取り乱したりはしなかった。これまでクールな役柄を数多くこなしてきたアレンが挑んだ、怒りを爆発させることで不当な仕打ちに負けず踏み止まるぎりぎりの姿には、笑いを誘いつつも心に染みるものがある。酔いどれ中年デニー役で久々に光るケヴィン・コスナーとの掛け合いも抜群だ。四姉妹を演じるエリカ・クリステンセンら実力派若手女優が集うキッチンのシーンの楽しさに、孤独な中年男が憧れるこの一家のタフな魅力がある。だからこそ、3年かけて辿り着くラストの真実も受け入れられるのだ。
監督・出演
マイク・バインダー
出演
ジョアン・アレン
ケヴィン・コスナー
エリカ・クリステンセン
エヴァン・レイチェル・ウッド
ケリー・ラッセル
アリシア・ウィット
デーン・クリステンセン
突然の父失踪に4人の娘を抱える母テリー。
傷ついた自分の心を癒せずに次々起こる予想外の展開に怒りを爆発させ荒れ続ける。
ジョアン・アレンの威圧的な演技は今までも観ていたけど
子供がダダをこねるような荒れっぷりにはかなりウケました(笑)
思うがあまり押し付けてしまう親心。
それが理解できずに未来を見る娘達。
ここまでひどくはなかった(と思う)けど
自分の母と私達姉妹のことを考えずにはいられませんでした(笑)
最上級まで上がってしまった怒りの矛先が見つからず
ちょいちょいもれだすグチや文句が人間味あふれてて身近なストーリーでしたが
最後の展開にはビックリ!!
映画の中では解らなかったけどそんな家族と3年という月日をすごした
テリーを愛するデニーとテリー親子が衝撃の真実を受け入れるまでに
『家族』という形になっていたハプニングだらけの過程は
おもしろくもハートフルな映画でした。
テーマ : 映画 - ジャンル : 映画
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